NetDataはパフォーマンスモニタリングツールです。リアルタイムモニタリングと美しいダッシュボードが特徴です。
環境
# cat /etc/centos-release CentOS Linux release 7.3.1611 (Core) # ansible --version ansible 2.2.1.0 config file = /etc/ansible/ansible.cfg configured module search path = Default w/o overrides
インストール
/opt 以下に NetData をインストールする実行例です。
# yum install autoconf automake curl gcc git libmnl-devel libuuid-devel lm_sensors make MySQL-python nc pkgconfig python python-psycopg2 PyYAML zlib-devel # git clone https://github.com/firehol/netdata.git --depth=1 # cd netdata # ./netdata-installer.sh --install /opt --dont-wait
URL
http://<server>:19999/
問題がなければ、NetData はすでに起動しています。上記にブラウザでアクセスします。
ちなみに、インストール後に自動起動をさせたくない場合は、--dont-start-it
オプションを利用することができます。
ファイル一覧とユーザ登録
ファイル
上記例では--install
オプションによって/opt
にインストールされましたが、以下のファイルもインストールされます。
- /etc/systemd/system/netdata.service
- /etc/logrotate.d/netdata
ディレクトリ
インストール後に、git clone
したディレクトリにはnetdata-uninstaller.sh
とnetdata-updater.sh
が生成されます。
ユーザ
netdata ユーザが追加されます。
# id netdata uid=994(netdata) gid=991(netdata) groups=991(netdata),4(adm)
アップデート
インストール後に、git clone
したディレクトリにnetdata-updater.sh
があるので、それを実行します。
# cd netdata # ./netdata-updater.sh
netdata-updater.sh
にはインストール時のオプション(--install
)が組み込まれています。
処理としては、git pull
でコードを最新にしてから、そのオプションを利用してnetdata-installer.sh
を再実行しています。
もし、インストール時に利用したレポジトリを削除していても問題ありません。
再度、git clone
して再インストールすればアップデートできます。
[おまけ] NetData インストール Playbook
インストール
# ansible-playbook -i localhost, -c local netdata-install.yml